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2008年5月16日金曜日

電極とは

電極とよくいいますが、正確には電極棒のことですね。

受水槽の中や、排水槽の中などで使用されています。

ステンレス製の棒が、3本~5本ほどあり、長さがばらばらになっており、ポンプの起動・停止や、電磁弁の開閉の制御を行なっています。

この電極の長さ調整がきちんとできていないと、ポンプ運転や、水槽水位のトラブルなどが発生することがあります。

給水ポンプを使用するときの電極

一般的に、給水ポンプユニットがあるということは、受水槽が設置されているということになります。

ここで、受水槽には、ポンプ制御と水位制御のための電極が必要となります。

受水槽への流入側が電磁弁制御かボールタップ制御かで、電極の数も変わってきます。

よくある電磁弁制御の場合で下記に例を挙げてみます。





電磁弁制御の3Pはお分かりだと思いますが、水位制御の4Pと5Pはどこが違うのでしょうか。
見ていただくと分かりますが、4P仕様では、減水警報とポンプ空転防止が同じ電極になっています。
受水槽の水位が下がってきて、減水警報が出ると、同時にポンプも止まってしまうということです。

これに対し、5P仕様では、減水警報とポンプ空転防止が別の電極になっていますので、減水警報が出てから、ポンプが止まるまでに若干の余裕があるということです。
この間に、業者やメーカーに対応してもらうことができれば、大事にならなくて済みますね。

電極4Pか5Pかを迷われることがあるなら、断然5P仕様をお勧めします

受水槽への流入がボールタップ制御の場合

受水槽への1次側市水の流入方式が、ボールタップの場合には、どのような制御になるのでしょうか。

流入側は、ボールタップでの制御になるので、電極は必要なくなります。
しかし、給水ポンプを制御する電極は当然必要です。

下記に参考用系統図を挙げてみます。

【1槽式の場合】

図では電極4P仕様になっていますが、ここは5Pでもかまいません。

【2槽式の場合】

図では電極4P仕様になっていますが、ここは5Pでもかまいません。
※間違えないで頂きたいのは、2槽式で連通管でつながっているからと、片方にしか電極設置を考えていない方がいらっしゃいますが、それでは2槽式の制御になりませんので、両方に電極は必要です

電極の役割は、給水ポンプを使用するときの電極を参照ください。

受水槽への流入が電磁弁制御の場合

受水槽への1次側市水の流入方式が、電磁弁方式の場合には、どのような制御になるのでしょうか。

流入側は、電磁弁での制御になるので、電磁弁制御用の電極が必要になります。

下記に参考用系統図を挙げてみます。

【1槽式の場合】

図では電極4P仕様になっていますが、ここは5Pでもかまいません。
電極は4P(5P)+3Pの2つ必要です。

図にはないですが、電磁弁の先にボールタップをつけるのが一般的です。
この場合のボールタップは、電磁弁が故障したときの緊急停止用という用途になります。

【2槽式の場合】

図では電極4P仕様になっていますが、ここは5Pでもかまいません。
電極は4P(5P)+3P×2槽分が必要です。

図にはないですが、電磁弁の先にボールタップをつけるのが一般的です。
この場合のボールタップは、電磁弁が故障したときの緊急停止用という用途になります。

※間違えないで頂きたいのは、2槽式で連通管でつながっているからと、片方にしか電極設置を考えていない方がいらっしゃいますが、それでは2槽式の制御になりませんので、両方に電極は必要です

※4P(5P)+3Pの電極ホルダーを1つでまとめようと、電極棒の兼用をする方がいらっしゃいますが、電極棒の兼用は通常はNGです
最近の制御盤は、CPU基板制御になっているため、基板がショートしてしまう恐れがあります。

電極の役割は、給水ポンプを使用するときの電極を参照ください。

高架水槽方式の制御

高架水槽方式の場合にはどのような制御になるでしょうか。

受水槽への1次側市水の流入方式が、ボールタップの場合

受水槽側が4Pになっていますが、5Pでもかまいません。
尚、高架水槽の電極は、5P必要です
電極の役割は、下記に挙げておきます。


受水槽への1次側市水の流入方式が、電磁弁方式の場合

受水槽側が4Pになっていますが、5Pでもかまいません。
尚、高架水槽の電極は、5P必要です

受水槽側の電極の役割は、給水ポンプを使用するときの電極を参照ください。